何度も改訂を重ねていくような文書の場合、前回、あるいはそれ以前の版から何が変更されたのかを確認することがあります。DTP ソフトウェアを使用して一旦組版まで行った後、DTP のファイルに修正を加えていくとすると、修正差分の取得は必ずしも簡単とは言えませんし、スタイルなどの付帯情報を持っていますのでファイル容量も馬鹿にはならないでしょう。
XML によってスタイルと本文を分離[4]すると、本文はテキストだけになりますので差分の取得が容易になります。また、本文の各版をデータベースに登録することにより、特定の2 つの版から差分を取得することも可能になります。
文書の履歴を管理していく上では、単に文書をデータベースに登録していくだけではなく、修正理由も登録するようにします(修正内容は取得した差分から自明ですので、登録する必要はありません)。このようにして文書管理することで、執筆・編集者の交代があった場合でも比較的スムーズに状況の把握や引き継ぎ作業を行うことができます。
XML によってスタイルと本文を分離[4]すると、本文はテキストだけになりますので差分の取得が容易になります。また、本文の各版をデータベースに登録することにより、特定の2 つの版から差分を取得することも可能になります。
文書の履歴を管理していく上では、単に文書をデータベースに登録していくだけではなく、修正理由も登録するようにします(修正内容は取得した差分から自明ですので、登録する必要はありません)。このようにして文書管理することで、執筆・編集者の交代があった場合でも比較的スムーズに状況の把握や引き継ぎ作業を行うことができます。
[4] SGML が目的としていたのはまさにこれです。