XML 文書の要素(データ)にスタイルを結びつけるという指定は、DSSSL の世界では要素をフロー・オブジェクト・クラス(Flow Object Class)に結びつける事を指します。
つまり、DSSSL によるスタイル指定に最も肝要な知識は、どのようなフロー・オブジェクト・クラスがあるかということと、各フロー・オブジェクト・クラスがどのような振る舞いを示すかの2 つに集約されると言ってもよいでしょう。
フロー・オブジェクト・クラスは数にして約50 種あり、それぞれが様々な役割を持っています。これらのフロー・オブジェクト・クラスが要素と結合すると、スタイル情報と文書データの両方を持つフロー・オブジェクトになります(図4)。
つまり、DSSSL によるスタイル指定に最も肝要な知識は、どのようなフロー・オブジェクト・クラスがあるかということと、各フロー・オブジェクト・クラスがどのような振る舞いを示すかの2 つに集約されると言ってもよいでしょう。
フロー・オブジェクト・クラスは数にして約50 種あり、それぞれが様々な役割を持っています。これらのフロー・オブジェクト・クラスが要素と結合すると、スタイル情報と文書データの両方を持つフロー・オブジェクトになります(図4)。
図4 : フロー・オブジェクト・クラスと要素の結合
生成されたフロー・オブジェクトは、一部の例外を除きページ上に長方形の領域を生成し、その内部にデータを流し込みます。すなわち、DSSSL によるフォーマットはフロー・オブジェクトをページ上に適切に並べていくことによってできあがると考える事ができます。