4.1.3. まとめ

 以上に述べた、読みやすい文書の条件についてもう一度まとめます。文書の「読みやすさ」は、テキスト(文字列)を目で追いやすいということと、内容の構造が視覚的にわかるということの2種類に大別できます。

<テキストの読みやすさ>

  1. 文章を入れる枠の大きさ、配置が適切である
  2. 読みやすい書体、字の大きさである
  3. 適切な大きさのスペースが適切な位置にある
    • 紙面の見やすさを左右するスペース
      • 余白:版面サイズを決定
      • 段間:カラムの幅、位置を決定
      • (版面サイズ、 カラム幅によって行長が決まる)
    • テキストの読みやすさを左右するスペース
      • 行間
      • 語間(欧文のみ)
      • 字間(和文と欧文では指定のしかたが異なる)

<内容の構造のわかりやすさ>

  1. 内容の区切り目(境界)が分かりやすい
    • 内容のまとまりとまとまりの間をスペースで分ける
    • 見出しを目立たせる
  2. 内容のまとまりが分かりやすい
    • まとまりはなるべく分割しない
    • 分割する場合は、まとまりの中でも意味の切れるところを分割する
    • 分割したまとまりは、それが1つのまとまりであることが分かりやすいように配置する
  3. まとまり同士の関連が分かりやすい
    • 互いに関連するまとまり同士は、近づけて配置する

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