5.2. DSSSLスタイル指定

 DSSSLスタイルシート自体もSGML文書であり、DSSSLスタイルシート用のDTDも決められています。スタイルシートの冒頭に、次のように記述して、DSSSLスタイルシート用DTDを宣言します。

<!DOCTYPE style−sheet PUBLIC "−//James Clark//DTD DSSSL Style Sheet//EN">

 ”−//James Clark//DTD DSSSL Style Sheet//EN”は、スタイルシート用DTDを表す公開識別子です。公開識別子の実体ファイル名を一覧にしたカタログファイルを読み込むことで、スタイルシート用DTDを参照できます。
 カタログファイルを使わない場合には、DTDをスタイルシートと同じディレクトリに置き、次のように記述します。”style−sheet.dtd”はDTDのファイル名です。

<!DOCTYPE style−sheet SYSTEM "style−sheet.dtd">

 スタイルシート用DTDに定義されている要素は3つだけです。いずれも開始タグ・終了タグの両方を省略できますが、わかりやすくするために記述した方が良いでしょう。

<style−sheet>
<style−specification>
<style−specification−body>

(ここにスタイル指定を記述します)

</style−specification−body>
</style−specification>
</style−sheet>

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