特質は、組版機能の指定に使います。
特質には継承可能なものと非継承可能なものとがあります。
継承可能特質には初期値を指定する式が存在します。
非継承可能特質は無指定時値を持ちます。
現在、249種類の特質が標準規格化されています。
私たちは特質を理解しやすくするために15のカテゴリおよび30余りのサブカテゴリを設定しています。特質で指定できる型は次の通りです。
特質には継承可能なものと非継承可能なものとがあります。
継承可能特質には初期値を指定する式が存在します。
非継承可能特質は無指定時値を持ちます。
現在、249種類の特質が標準規格化されています。
私たちは特質を理解しやすくするために15のカテゴリおよび30余りのサブカテゴリを設定しています。特質で指定できる型は次の通りです。
<特質の型一覧>
- Length長さ
- Boolean真偽
- Symbolシンボル
- String文字列
- Integer整数
- Number数値
- Sosofo流し込みオブジェクト列指定
- Listリスト
- Char文字
- Display−space行外スペース
- Inline−pace行内スペース
- Addressアドレス
- Colorカラー
- Color−spaceカラースペース
- Glyph−id グリフ識別子
- Glyph−subst−tableグリフ代替表
- Procedure手続き
- Page−modelページモデル
- Column−set−model段集合モデル
特質の型がたくさんあるのに驚かれたことでしょう。
計算機科学を専攻している学生、あるいは情報処理を専門にしている方でも、この特質の型一覧を見て、「何だこの型は?」と思われるものが一つはあると思います。
特質のすべての型の意味を完全に理解するにはDSSSLについての深い理解を必要とします。
ただし、型の意味を理解していなくても特質を使うことはできますし、まったく理解していなくてもDSSSLをそれなりに活用することはできます。
sosofoというのは、DSSSLに特有の型です。A specification of sequence of flow objectの略ですが、DSSSLの組版モデルに便宜的に付けられた型です。DSSSLでは正確な数量と不正確な数量を明示的に区別しています。全ての型にはこの区別があります。数量の不正確さは演算によって伝搬しやすい性質がありますが、DSSSLのフォーマット処理結果が不正確に陥らないように考えられています。