手始めに、文書のタイトルを他とは明確に区別がつくようにします。もっともシンプルな方法として、タイトルをセンタリングしてみることにしましょう。
title タグには他と同様paragraph フロー・オブジェクト・クラスが指定されています。paragraph には、その表示領域内の行揃えを指定する quadding: という特質がありますので、これを使ってセンタリングを行うことにします。
quadding: の引数にはシンボルを指定します。有効なシンボルは、start(行頭揃え)、end(行末揃え)、center(中央揃え)、justify(両端揃え)のいずれか、あるいは page-inside や spread-inside など(6.2.3参照)になります。初期値は start です。
title タグには他と同様paragraph フロー・オブジェクト・クラスが指定されています。paragraph には、その表示領域内の行揃えを指定する quadding: という特質がありますので、これを使ってセンタリングを行うことにします。
quadding: の引数にはシンボルを指定します。有効なシンボルは、start(行頭揃え)、end(行末揃え)、center(中央揃え)、justify(両端揃え)のいずれか、あるいは page-inside や spread-inside など(6.2.3参照)になります。初期値は start です。
図4.1 行揃え(quadding:)
さて、サンプル文書には title タグが複数ありますので、文書冒頭の title タグにだけスタイル指定を適用するよう記述する必要があります。以下に、このスタイル指定の例を示します。
例 4.1
(element (article title) (make paragraph quadding: ’center))